裁判を傍聴してきた

死ぬまでにやりたいこと100の中のひとつだった「裁判傍聴」

平日にお休みが取れたので、横浜地方裁判所に行ってきました。

f:id:whatalovelyday:20180318000222j:plain

まずは入口で荷物検査と金属探知器のチェックを受けます。

生まれて初めての裁判所だったのでドキドキでしたが、係員の方たちは丁寧に対応してくれました。

検査場所を抜けるとその日に開廷する裁判の一覧が掲示されているので、それを見て傍聴する裁判を決めます。

傍聴マニア?の詳しそうな方に聞いてみたところ、10分前位に開場するとのこと。

携帯電話の使用や私語は禁止ですが、席さえ空いていれば途中の出入りは自由です。

被害者の感情を考えて具体的な事件の内容は伏せますが、ニュースでも話題になった刑事事件の裁判を選びました。

専門用語が飛び交って退屈かも?と思っていた裁判、語弊があるかも知れませんが、これが実に面白かった!

手錠は銀色だと思い込んでいたのに黒だったり、スーツを着ていた被告人が腰紐をほどかれる時に見えたウエスト部分にベルトがなく、自殺防止のためにベルトは着用させないって本当なんだと思ったり、実際に体験しないと分からないことも興味深かったです。

そしていざ裁判が始まると、被告人が緊張して何度もツバを飲み込む姿が見られたり、検察官が住田弁護士にそっくりだったり、小栗旬似の弁護人の最終弁論がまるでドラマのワンシーンのように見応えがあったり。

とは言っても目の前で起こっているのは紛れもない現実で、台本もなければ演技でもないんだという重みもしっかり感じたし、殺人犯をすぐ間近で見たことも衝撃的でした。

検察側の主張も弁護人の言い分も両方とも納得できる部分があり、どんな判決が出るのか気になります。