第90回アカデミー賞
日本時間3月5日に、アメリカのアカデミー賞が発表されましたね!
以下、主要部門の結果をご紹介します。
【作品賞】→『シェイプ・オブ・ウォーター』
声が出せない女性と半魚人の心の触れ合いを通して、社会から様々な抑圧を受ける人々が描かれた作品。
全編通してロマンティック色が強く映像も綺麗でした。
もう一つの有名な映画賞ゴールデングローブでの作品賞は『スリー・ビルボード』だったので、ここ数年アカデミーとゴールデングローブは異なる評価を下す傾向にあるようです。
【監督賞】→ギレルモ・デル・トロ
『パンズ・ラビリンス』や『パシフィック・リム』で世界中の映画ファンから愛されているギレルモ監督が作品賞とダブル受賞!
これで名実ともに大監督になりましたが、怪獣オタクで可愛らしい独特のキャラはこれからも健在でしょう。
【主演男優賞】→ゲイリー・オールドマン
演技派として他の俳優たちに影響を与えてきただけでなく、アルコール問題や三度の離婚歴などプライベートでも話題豊富なゲイリー・オールドマンが初受賞。
普段のダンディな顔だちを完璧に消し去る特殊メイクを施した辻一弘さんがメイクアップ&ヘアスタイリング賞に輝いたのも日本人としては嬉しいニュースです。
【主演女優賞】→フランシス・マクドーマンド
『ファーゴ』以来二度目の主演女優賞。
娘を亡くした母を描いた『スリー・ビルボード』では熱演の中にコミカルな面も見せ、さすがのベテラン、納得の受賞でした。
この作品は、サム・ロックウェルやウディ・ハレルソンやケイレブ・ランドリー・ジョーンズなど、脇を固める俳優陣も素晴らしかったのでぜひ見てほしいです。
まとめ
去年のように作品賞を間違えて発表するような大きなトラブルもなく盛り上がった2018年のアカデミー賞。
フランシス・マクドーマンドが全女性に向けた受賞スピーチで大喝采を浴びたり、セクハラ問題で訴えられたケイシー・アフレックがプレゼンターを辞退したりと、男性優位なハリウッドの現状に異議を唱える風潮が、昨今の#metooブームも後押しして顕著に表れた授賞式でした。
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